2004年入職
獣医師 外科統括科/循環器科
片岡 篤彦
ATSUHIKO KATAOKA
兵庫県 西脇市出身
獣医師 外科統括科/循環器科 / 2004年入職
片岡 篤彦
ATSUHIKO KATAOKA
兵庫県 西脇市出身
現場で得る知識が、何よりの成長の源。
私は物心ついた頃から動物が好きで、家では猟犬を飼っていました。狩りに出掛ける犬たちがケガをして帰ってくることもあり、傷の手当をしたこともあります。その頃から「将来は動物に関わる仕事がしたい」と思うようになり、獣医師を目指し始めました。
エルザ動物病院に来たのは大学時代の先輩が働いていたことがきっかけです。色々な病院へ見学に行きましたが、この病院は扱う病例数がとても多く、獣医師や動物看護師のみんながテキパキと働きとても忙しい印象でした。でも、私はもともと色々なことを経験し、早くスキルアップを図りたいと考えていたので、「自分らしく働くならここだ」と入職を決めました。入職当時は、現在のような研修システムはほとんどなく「現場で学ぶ」のが当たり前。相談できる先輩獣医師はいましたが、初めから一人で診察や手術をしながら経験を積みました。もちろんうまくいかずに悩むこともありましたが、一人で任されるからこそ責任感も増し、「目の前の動物を助けたい」という一心で、ひと場面ひと場面を丁寧に、一生懸命に向き合ったことを覚えています。
動物たちをもっと守るための、最新設備の導入と獣医師個人の目標。
現在は「エルザ動物医療センター」の外科部長として、各病院で診察や手術を行っています。
2014年にCTやMRIが導入されたので、それらをスムーズに運用できるように管理し、動物たちのより正確で迅速な診察や治療に活かしています。医療センターでは、一人の獣医師として他の獣医師と同様、外来診察や術後の管理など通常業務も行っています。しかし若手獣医師も多いので、経験を積むためにも手術は任せることが多いですね。一方で分院の院長としての仕事は多岐に渡ります。病院全体の仕組みづくりや人の管理など、マネジメントの知識やスキルが必要なので、院長への就任後、自分でも「成長した」と感じています。今後の目標は、院長としてはスタッフが働きやすい環境を創ること。一人の獣医師としては多くの手術を経験し、様々な症例のノウハウを獲得して他の獣医師にも伝え、エルザ動物病院全体の底上げを図っていきたいと考えています。
「動物たちのために何ができるか」本気で考え続ける人と一緒に働きたい。
エルザ動物病院はみんな「動物が好き」という想いがあり、「動物のために」という共通認識のもとで、獣医師、動物看護師、事務職スタッフが働いています。意見交換も活発で、みんな仲が良く、動物のために協力し合える仲間が揃っています。しかし、臨床の現場は楽しいことばかりではありません。動物たちの前では獣医師も動物看護師も関係なく対等ですし、最善を尽くすための妥協はしない。そんな志の高い人が集まる場所なので、自分が「動物のために何をしたいか」「どんな仕事をしたいか」など、明確な目標がある方々にはきっと最高の成長を得られる場所だと思います。