エルザについて

代表メッセージ

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代表取締役 長谷隆司 出身校:鳥取大学

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複雑化、多様化する物事を各組織体で議論し、明文化することで、組織を創り上げていく。

時代を経るにつれ、私たちを取り巻く環境変化のスピードは、ますます速くなっています。 もしかすると、「現場で働く人」にとっては、変化しないほうが新しく覚えることも少なく、楽かもしれません。しかし、世の中が変わると、飼主さまのニーズも変わり、私たちに求められるものも変わります。そして同時に、年々社員数が増えている私たちエルザグループ自身も、内側から変化を求められます。 少人数だと、曖昧でも「トップダウン」や「阿吽の呼吸」でできたことも、多人数だと「この場合はこうしよう」という「みんなで決めたルール」が必要になってきます。こうした観点で考えると、ここ数年におけるエルザグループの大きな変化は「組織化」です。 人や技術に関することなどの複雑化・多様化に対応するために、会議体や委員会などの組織を創り、参加者みんなで話し合い、物事の仕組みやルールを決めて、明文化する。今まで曖昧だったことが、議論を経てどんどん明確になる。ここ数年、みんなで組織を創り上げてきたと実感しています。

コロナ禍以前から「IT化」に取り組む。ここ5〜6年での最も大きな変化は、「働き方改革の浸透」

最近話題になることが多い「IT化」も、コロナ禍とは関係なく、ずっと以前から取り組んでいます。飼主さまの長い待ち時間への対応としてのWeb予約は10年以上前から採用しており、コロナ禍以降は更に一歩進めた「時間帯受付」を導入しました。また、エルザ動物医療センターの開院を機に全病院に導入した電子カルテは、分院が多いエルザグループにとって、どこにいても同じ診療を提供するために有益な取り組みでした。また、すべての業務をエルザ内で行うのではなく、例えば検査結果の発送業務など付加価値の低い業務はアウトソーシングするなど、「IT化」に加えて社内業務の「外注化(省力化)」も進めています。もう一つ、ここ5〜6年での大きな変化は、「働き方改革の浸透」です。業界では、長時間労働や不規則な勤務体系、サービス残業、週休1日なども一般的で、「働きやすい環境」ではありませんでした。しかし、我々のような大型病院が先頭を切って取り組むべきという使命感もあり、ライフスタイルに合わせた時短勤務の導入、残業代全額支給、完全週休2日制や福利厚生の充実などを積極的に推進しました。元々女性スタッフが多く、社内でも活躍の場が多くある中、産休育休から復帰して子育てをしながら働くスタッフも増えており、働き方改革に取り組んできた成果は出ていると思います。

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獣医師と動物看護職の双方が十分に能力を発揮し、やりがいを持って働けるように。

一方で、いま力を入れているのは獣医師と動物看護職の連携強化です。 働き方改革や時短化が進むと効率第一になりがちで、現場は「とにかく速く」という感覚になってしまう傾向があります。でも、一番大切なのはスピードではなく、動物をしっかりと診療すること。動物看護職は国家資格化することに伴い「作業をする人」ではなく、一緒に診療に参加することで、獣医師と動物看護職の双方が能力を十分に発揮する。そして、皆がやりがいを感じながら仕事ができるような体制や環境づくりを心がけています。 「効率的」ではなく「効果的」に働くべきだと思うのです。また、やはり私たちは動物を診療するチームとして、基本的なことをきっちり押さえて責任をもって実行することも大切にしています。

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理想の人物像は、謙虚さを見失わずに誠実に対応できる人。現実に立ち向かえる強さやしたたかさも持ち合わせて欲しい。

こういった様々な取り組みが功を奏し、スタッフそれぞれが技術力を高めて研鑽しつつ、協力や連携をできるような組織になってきたと感じています。「組織力」が高まれば、それが飼主さまから見た時に「総合力」として信頼を得ることにもつながると思います。「地域を牽引し、日本を代表する動物病院グループになる」というビジョンを掲げていますが、そのために最も大切なのはやはり「人」。人材育成はもちろん採用も重要です。今まで採用活動をたくさん行ってきて思う理想の人物像は、謙虚さを見失わずに誠実に対応できる人。自分の欠点など事実関係を素直に認められる人は、素晴らしいと思います。あとは現実に立ち向かっていける強さや、したたかさのようなものも必要ですね。そういう意味では、学生時代のアルバイトやクラブ活動などは、これからの人生において役に立つと思います。挫折なども重要な経験です。スタッフの将来のためにも、まだまだエルザグループは成長が必要だと思っています。ご興味のある人はぜひ一度見学にお越しください。

経営管理本部長メッセージ

経営管理部長 長谷 宜勇 2014年入職 兵庫県姫路市出身

プロフィール

  • 東京大学 経済学部 経済学科 2006年卒業
  • 株式会社みずほ銀行 勤務
  • 公認会計士試験合格 有限責任監査法人トーマツ 勤務
  • 2014年入職 取締役経営管理部長
  • グロービス経営大学院卒業 経営学修士(MBA)
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ホワイトな動物病院を目指して

私は、株式会社エルザクライスに2014年7月に入社して9年目になります。銀行マン、公認会計士という経歴では、お金や数字に関する仕事ばかりしている印象を持たれがちですが、実は最初の4年間、採用や人材育成、労務管理などの人に関する仕事に最も多くの時間を割きました。 私の経営管理本部長としての仕事の目的は、「現場の獣医師や動物看護職、メディカルサポート職、フロント職が、動物と飼主さまのために全力を尽くせる環境をつくること」です。また、エルザクライスの未来を創る優秀なスタッフを多く採用するためには、現在エルザクライスで働いているスタッフの満足度が常に高くある必要があります。 そうなると、自ずと人に関する仕事が中心になります。労働関連法に基づき、休みや時間管理といった労働環境を整えると同時に、どうすれば成長を支援できるか、どうすれば仕事にやりがいを感じられるかを、役員会議や経営会議、各委員会など多くの場で議論し、多くのことを実現させてきました。 まだまだ、発展途上でやるべきことの半分もできていませんが、ワークライフバランスへの取り組みが評価されて「仕事と生活の調和推進企業表彰」を受けるなど、ほんの数年前と比較しても、ずいぶんホワイトな会社に生まれ変わることができたと達成感を感じています。

獣医師や動物看護職が獣医療に集中するために

私の入社後しばらくして経営管理部(現経営管理本部 業務支援部)が発足。現在では10名以上の大所帯です。そんな業務支援部の役割は大きく2つあります。 1つ目は、現場の業務を吸い上げて代替すること。一般的な動物病院では獣医師やアニマルケアスタッフが行っている業務を、エルザクライスでは業務支援部スタッフが対応したりサポートしたりします。 例えば、仕入なら仕入先との折衝から原価や販売価格の管理まで、行政関連では獣医師免許の手続きから狂犬病に関する役所との折衝まで、学会への参加であれば学会開催の周知から申し込みや支払い・ホテルや交通機関の手配まで行います。 こういったことの積み重ねで獣医師・アニマルケアスタッフがそれぞれ本来の業務である獣医療に集中することができるようになり、業務の分業化、経営の安定化につながっています。
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「みんなの夢を実現させる」という夢に向かって

業務支援部の役割の2つ目は、現場スタッフや役員・管理職のやりたいことを形にすること。 エルザクライスには、入社1年目であっても、よいアイデアや意見であれば積極的に取り入れていく社風があります。そして、業務支援部はそれらを実現するために全力でサポートします。システムエンジニアやデザイナーも在籍しており、ITを取り入れた仕組みづくりやマーケティングの視点からのアイデアなど、一般の中小企業では難しいことも社内で実現することができます。 こうした新たな取り組みの積み重ねが、エルザクライスの次のステージにつながっていくのです。 業務支援部は、「現場の獣医師やアニマルケアスタッフ、メディカルサポート職、フロント職が、動物と飼主さまのために全力を尽くせる環境をつくること」に、全力を尽くします。動物が大好きで、主体的にいろいろなことに取り組みたい方は、ぜひ私たちと一緒に、エルザクライスで働き、夢を実現させましょう!

エルザの組織構成

140名以上が働くエルザを運営するために、組織的な病院運営体制を敷いています。

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