2015年入職
獣医師 腫瘍科
仁木 日菜子
HINAKO NIKI
東京都板橋区出身
獣医師 腫瘍科 / 2015年入職
仁木 日菜子
HINAKO NIKI
東京都板橋区出身
やっぱり、なんでも話せる人間関係がいい!
獣医師になりたいと思ったのは、小学4年生の頃。飼っていたハムスターを動物病院に連れて行ったときに、獣医師の先生が親身になって話を聞いてくださいました。不安な私に優しく声をかけて大事なハムスターにも寄り添ってくれていたことがとても印象的で、私もこんな風に飼主さまや動物に寄り添う獣医師になりたいなと思いました。エルザ動物病院への入職は、就職説明会の長谷院長の人柄や動物に対する想いに共感したのが決め手。病院実習でも長谷院長のお話の中にあった、「コミュニケーションを大切にする風土」がしっかりと感じられました。これは、動物との関係ももちろんだと思いますが、一緒に働く職場の仲間にも言えること。働く上で、ストレスなく、なんでも話せる人間関係はとても大切なことだと思います。私自身入職3年目の今も忘れないように、積極的にみんなとの対話を心がけています。
毎日が新しい学びの連続
入職して1年目は、エルザ動物医療センターで動物看護職やフロント職を含めた新人研修がありました。研修が終わるといよいよ現場。初めは先輩に付いて1日の仕事について教えてもらい、慣れてくると、徐々に簡単な診察を任せていただきました。2年目は、一般外来や重症動物を診る機会も増え、毎日が新しい発見の連続でした。分からない病気もたくさんあったので、出勤時刻より少し早めに出勤して過去のカルテを見たり、夜間診療の空いた時間を利用して勉強しなければ追いつけません。毎日新しく出会う症例に対応するために、そういった努力は怠りま せんでした。3年目の今、まだまだ分からないこともありますが、飼主さまにより分かりやすい伝え方や判断ができるようになってきて、自分でも成長したと思えるようになってきました。
信頼される獣医師であるために
働いていて嬉しいのは、飼主さまが私のことを覚えてくれていること。たった1回のワクチン接種で会った方も、別の日に私を見かけて「仁木先生!」と声をかけてくださることは、日々の診察の中で励みになります。私が獣医師として心がけていることは、何よりもまず飼主さまの話をしっかり聞くこと。そして、ただ聞くだけでなく、こちらから「気になることはありますか?」「爪切りしておきましょうか?」などと、小さなことでも提案することを意識しています。エルザ動物病院の強みである研修は、日々の振り返りや新しい症例を知る良い機会です。今後は小規模な病院で1人での診療も任される予定なので、何事も自分自身で判断していかなければなりません。飼主さまに頼られる獣医師であるために、学会などにも積極的に参加して、新しい技術を修得していきたいと思います。